リチウムイオン電池には、リチウムイオン一次電池とリチウムイオン二次電池がある。リチウムイオン一次電池とリチウムイオン二次電池は、充電できる、充電できないという差はあるが、同じような原理の電池だ。
リチウムイオン電池に、よく似た名称で、リチウム電池というのがある。リチウムイオン電池とリチウム電池は、名称からして、イオンだけの差で、原理、構造を理解して、これを区別して言葉を使い分けしている人は、少数だと思うのだが、少しだけ構造、原理が違う。
リチウムイオン電池は、負極にグラファイトなどの炭素材を使う...

リチウムイオン電池のメーカーというと、日本が強い感じがする。事実、リチウムイオン電池は、以前には日本メーカーのシェアが高く9割以上を占めているという黄金時代もあったのだ。
リチウムイオン電池のメーカーとしては、三洋電機、三洋GSソフトエナジー、ソニー、パナソニック エナジー、日立マクセル、NECトーキンなどなどが、リチウムイオン電池のメーカーとしては、主なところである。東芝も、LTOをのリチウムイオン二次電池 SCiBwを開発している。
韓国のリチウムイオン電池のメーカーは、サムスンSDI、L...

リチウムイオン電池 18650型とは、円筒のリチウムイオン二次電池の規格、サイズのひとつである。円筒型のリチウムイオン二次電池の規格、サイズには、18650型の他に、17670型、18500型、17500型、16340型、14500型、というのがある。リチウムイオン電池 18650型といっても覚えにくいし、意味不明な感じがするのだが、リチウムイオン電池 18650型には、なんと、ちゃんと意味があるのだ。
リチウムイオン電池 18650型は、直径１８ミリ、長さ（高さ）６センチ５ミリの円筒なのだ。円...

リチウムイオン二次電池だけではなく、充電可能な二次電池には、充電、復活可能な限度、つまり寿命がある。
リチウムイオン二次電池は、グラファイトが主流で、最初から最後近くまで、平坦に近い電圧が得られ、末期に急激に電圧を降下させる。
ハードカーボンのリチウムイオン二次電池は、均一に電圧が降下していく。ハードカーボンのリチウムイオン二次電池は、使いにくそうなのだが、優れた点がある。つまり、リチウムイオン二次電池の寿命である。
ハードカーボンのリチウムイオン二次電池は、1000回を越す充電、復活が可能、...

三洋電機は、リチウムイオン電池に強みをもったメーカーだった。三洋電機は、1981年に黒鉛炭素質を負極にしたリチウムイオン電池の特許を出願、1994年に実用化したこともある。
三洋電機は、アルミラミネートフィルムを使ったリチウムイオンポリマー電池も販売している。これも多くの製品に採用されたリチウムイオン電池だ。

かつて、三洋電機は、リチウムイオン電池のシェアで世界のトップだったのだ。しかし、ある年に、韓国のメーカーサムソンに、リチウムイオン電池のシェアで世界のトップの座を明け渡した。
別に、三洋...

ネット介して、Taurusさんから、コラム「リチウムイオン電池」へのコメントをいただきましたので掲載しておきます。（2014/5/1）

日本の電池はレベルが高い。テレビでも見た事があります。電化製品が直ぐに変えない海外の土地で、電池の販売をして回る日本人の話です。直ぐに買えないので故障を禁物です。でも、中国製の電池が溶け出し、壊れてしまう被害が多くあるというものでした。日本電池の三分の一の値段で販売されているので、ついつい使ってしまい故障し、困っていました。その販売員さんは、修理をして理由を説...

Anh_motherさんから、「リチウムイオン電池」についての、意見、感想をいただきましたので掲載します。（2014/5/3）

充電式の電池、電気自動車から、家庭用の小さなものまで今は様々なものが出回っています。かく言う我が家にも、単4から単二まで充電できる電池と充電器がちゃんとあります。子供が三人もいて、TVゲームが大好きと来れば、この充電器は毎日フル稼働と言ってもいいくらい。いつ充電できなくなるのかと冷や冷やする毎日です。使うのは殆ど単三電池なのですが、一セットで足らないので、我が家には５...

HareTeru さんから、「リチウムイオン電池」についての、意見、感想、体験談をいただきましたので掲載します。（2014/5/4）

なんか、リチウムイオン電池に詳しく書いてあって、理系の方ですか？と思ってしまいましたｗ　この文章を読むまでは、リチウムイオン電池とリチウム電池の違いを分かっていなかった私としては、１つ勉強になりましたね。それにしても、リチウムイオン電池のメーカーの多さには驚きを隠せませんが、かなりの数のメーカーが作っていたんですね。韓国や中国も作っているしね。それにしても、専門...

「リチウムイオン電池」について、Yudukiさんから意見、感想、経験コラム談を寄せていただきました。（2014/8/1)

リチウムイオン電池の約7倍もの充電容量がある次世代充電式電池の開発が進んでいる様です。現在のリチウムイオン電池に使用されている希少なコバルトを含まず、酸化リチウムと過酸化リチウム間で酸素の電子をやりとりする為、実用化されたら現在のリチウムイオン電池に比べて大容量、しかも低価格の次世代充電式電池となります。現段階では充電容量が従来の2倍程ですが、世界に誇る日本の研究チームがこ...

「リチウムイオン電池」の口コミと評判について、BlueNoirさんから意見、感想、経験コラム談を寄せていただきました。（2014/10/13)


携帯電話やカメラなどの機器に使われているリチウムイオン電池。今後もハイブリッド車や電気自動車などに採用されて、広く普及していくことが予想されるそうです。先日、アメリカの研究機関が廃タイヤをリチウムイオン電池の原料として再利用する方法を発表したという記事を読みました。この技術が実用化されれば、環境に優しく、手ごろな価格のリチウムイオン電池を作ることがで...